マーケティングの基本となる「5W1H」については聞いたことがある人も多いかと思います。
しかし、実践できている人は私の知る所では多くはありません。
5W1Hは情報を伝えようとすると必ず必要な用語で、情報を整理するためにも叩き込んでおくと自然と身につきますので常に意識をしておきましょう。
また、ビジネスシーンにおいてもよく使われる手法ですので覚えておいて損はないです。
「5w1h」とは?
商品の販売やイベントの告知、ホームページの企画など、情報を発信して集客に繋げるために必須の情報発信の基本の用語です。
When=「いつ」
Where=「どこで」
Who=「誰が」
What=「何を」
Why=「なぜ」
How=「どのように」
上記の英語の頭文字をとって。「5W1H」となっています。
最近では、How Mach=「価格」も加わり、「5W2H」とするとこもあります。
※日本語にすると、「何」が全てに入るので「六何(ろっか)の法則」とも言われます。
「5w1h」で何ができる?
冒頭に記載したように、5W1Hは情報伝達の基本であり、ほぼ全ての情報発信(商品販売・イベント告知・広告・企画・プレスリリースなど)に伝えたい情報を整理して伝えることが出来ます。
逆に言うと、5W1Hが使われていない情報伝達は効果が低い場合があります。
「5w1h」の具体的な考え方
5W1Hには6つの要素がありますのでそれぞれを紐解いていきます。
下記に考え方のまとまりやすい順番で記載しますので順番に埋めてもらうと自然と情報整理ができます。
①When=「いつ」
→販売・提供のタイミング
毎週○曜日・今月中・○月○日など具体的なスケジュール
②Where=「どこで」
→どこで販売・開催するのか。
イベントであれば開催場所・商品販売であれば店舗・オンラインストアなどの場所を整理
③Who=「誰が」
→誰に情報を提供するのか。
情報を伝えたい人(ターゲット)を絞り込みます。年齢層や趣味・居住地などの情報を整理
④What=「何を」
→お客さんに提供する具体的なモノ・サービス。
車屋さんは車、飲食店は料理など、イベントであれば娯楽・知識など
⑥Why=「なぜ」
→ターゲットがなぜ購入するのか。
人が購買を行うには満足できていない理由があります。そのお客さんに買いたい理由を伝えます。
⑤How=「どのように」
→販促・集客をどのように行うのか。
チラシで・WEB広告でなど具体的なプロモーションを考えます。
5W1Hを考えるだけでは難しく感じますが、実際の事例と重ねると理解しやすいかと思います。
「5W1H」を使った文章の作り方
例えば、最新電動アシスト付の自転車を売りたいとします。
いつ | 今年の10月 |
---|---|
どこで | 長浜サイクル本店 |
誰が | 30代・主婦 |
何を | 最新電動アシスト付自転車 |
なぜ | アシスト付で楽々・燃料代も節約 |
どのように | 試乗キャンペーンを新聞折り込み |
これを文章にまとめると、「今年の10月に長浜サイクル本店にて最新電動アシスト付自転車の試乗キャンペーンを開催します。若い主婦の間で大人気の電動アシスト付で楽々♪燃料代の節約にも¥」
若干脚色しましたが、このようにまとめることが出来ます。そして、新聞折り込みを行うことで情報が伝わり、集客が出来ます。
今回は新聞折り込みで事例をあげましたが、SNSなどに投稿する場合にも必須になる内容ですので実践していくと良いかと思います。
まとめ
・5W1Hは何かを伝えるためのフレームワーク
・5W1Hは情報の整理を行える
・5W1Hは様々な状況で用いられる
・5W1Hを使った実践をするとワンランクアップできます。